IoTとはInternet of Thingsの略です。
「Internet=インターネット」「Things=モノ」を意味し、あらゆるモノ(やコトの情報)をインターネットに繋げる仕組みとなります。
業務を効率化できるため、IoTを導入したいと考える製造業も多いのではないでしょうか。
しかしIoTに対して、下記のようなイメージを抱いている企業も多いようです。

「IoTの効果がいまいちわからない」
「IoTの導入方法がイメージできない」
「IoTは値段が高く、中小企業では導入が難しい」

このように疑問や不安に思う企業もいますが、実はIoT技術は年々低価格、そして簡単に導入が可能となってきています。
大手企業のみならず、中小企業でのIoT導入事例も増えているのです。

実際に中小の製造業でIoTを導入した、株式会社ウチダ様の事例をご紹介していきます。
中小の製造業がどのような背景でIoTを検討・導入し、どのような効果を得ているのかの参考となるでしょう。

製造業のIoT導入事例:「株式会社ウチダ様」の会社概要

株式会社ウチダ様

株式会社ウチダ様は1955年に創業し、神奈川県本社のほか、仙台工場、仙台名取工場の2工場を有する中小の製造企業です。

自動車部品の製造をメインとし、OA機器部品、汎用エンジン部品、工作機械用部品などの製品加工も行っています。

資本金は5,500万円、従業員数は97名です。

中小の製造業でIoTの導入を検討したきっかけとは?

中小企業のIoT導入

中小の製造業では、まだまだIoTの導入事例は少ないと言えるでしょう。
そんな中で、株式会社ウチダ様が導入を検討したきっかけは「中小企業として生き残っていくため」だと語ります。
生き残りのために、今まで以上に業務の改善が求められる中小企業にとって、IoTの導入は一番役立つ改善手段だと考えたそうです。
また「ただ導入する」のではなく、「なるべく早く導入する」ことも決断しました。
その背景には「なるべく早く導入する事が効果を大きくする」と考えたからだそうです。

中小企業にとっては、いち早い業務の改善が生き残りの鍵となるため、このような考えはとても重要であると言えます。

中小の製造業でもIoTを導入して得られた効果

IoTで得られたデータの可視化

株式会社ウチダ様のIoT導入事例では、下記のような効果を得られています。

  • 「生産実績の把握」を短期間で実現
  • 生産性損失の原因発見
  • 生産性のボトルネックの発見(ムリ、ムダ、ムラなど)

IoTによってデータの見える化を行ったことで、改善活動の計画・実施、効果検証ができるようになったと語っています。

隠れているさまざまな問題が可視化できるようになることは、IoT最大のメリットだと言えるでしょう。

見える化することで、業務を改善して生産性を上げたり、無駄なコストを削減したり、機械の故障を前もって把握できたりするようになります。

このような効果は、中小の製造業であっても、IoTの導入によって得ることが可能です。

株式会社ウチダ様がIoTを導入した方法

IoTデバイス接続例

株式会社ウチダ様のIoT導入までの流れは、下記のとおりです。

  1. 課題の洗い出し
  2. 目的の整理
  3. 情報分析
  4. IoTの進め方の検討
  5. IoT製品の情報収取(ツールや事例を調査)
  6. 自分たちのやり方に合ったIoTデバイス「Tibbo-Pi」に出会う
  7. 「Tibbo-Pi」の話を一度聞いた上で2台導入
  8. 自分たちだけで「Tibbo-Pi」の活用にチャレンジ
  9. 自分たちで対応に時間のかかりそうな専門性の高い部分は「生産実績把握システム」を導入して対応

まずは自分たちにできることを行ってから、その後にIoTシステムを導入するという方法で行いました。

導入に際しては「自分たちでIoTの活用方法を身につけ、作り上げていく」ということを、考えたそうです。

事例から学ぶ!中小の製造業がIoTを導入する際に大切なポイント

中小の製造業がIoTを導入する際に大切なのは、自分たちの課題を把握した上で、社員も使えるIoTシステムを導入することです。

高い費用をかけてIoTを導入しても、自分たちに合っていなかったり、システムを活用できなかったりしてはお金と時間の無駄となります。

IoTを導入する際には株式会社ウチダ様のように、「自分たちで自分たちに合ったシステムを作り上げる」という認識をもつことが大切です。

中小企業の場合IoTは導入して終わりではなく、自分たちが必要とするニッチな課題に対応できるよう、カスタマイズしていく必要がでてきます。

そのためにも自分たちで簡単にIoTを学びながら、試して導入できるシステムを選ぶことが求められるでしょう。

株式会社ウチダ様のように、もし途中で「自分たちだけでは対応できない」と思った部分は「生産実績把握システム」などのように、必要と思うシステムを導入するとよいです。 最初から「とにかくIoTの導入」「あれもこれも導入」と考えず、自分たちでチャレンジして必要なシステムを見極めていくことが大切です。

そのほかのIoT導入事例一覧

株式会社ウチダ様の事例でもご紹介したように、中小の製造業でもIoTを導入して、自分たちで活用することが可能です。

株式会社ウチダ様以外にも、IoTを導入した企業の事例があります。 製造業のIoT事例一覧は下記よりご覧ください。

▼事例一覧
https://iot-run.co.jp/case_study/


IoT導入に事業再構築補助金もご検討ください

弊社は、東北のIT企業らが協力して行う、中小企業庁「事業再構築補助金」の申請と事業遂行の支援プログラムに、IoT分野で協力する運びとなりました。

事業再構築補助金は、政府が発表した新型コロナウイルスに立ち向かうための助成金です。
ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するための、企業の事業転換を支援する事を目的に発足した補助金制度です。
金額は最大1億円という非常に規模の大きな補助金で、中小企業・中堅企業が主な対象です。

この補助金は、新分野へのチャレンジや事業・業種転換等に取り組む事を支援する制度なのですが、政府が発表した補助金活用の例を確認すると、ITを活用した事業再建・新事業へのチャレンジのための補助金とも言えます。

コロナ禍はもちろんですが、これからのデジタル社会に対応するための心強い補助金ですので、ぜひ活用をご検討ください。

本支援プログラムの開始にあたり、株式会社コー・ワークスが特設サイトをご用意いたしました。
事業再構築補助金に関する丁寧な解説と、本プログラムの詳細を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。


DX推進の要となるIoT人材育成のための教育プログラムをスタートいたしました!

オンライン動画によるIoT学習サービスの「ガリレオ」にワークショップ付きハンズオンセミナーと、講師と受講者間のコミュニケーションをしっかりと取れる機能とサービスを追加した教育プログラム『ガリレオ+ (ガリレオ プラス)』をスタートしました。

内閣府主導の国家プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム(通称SIP/エスアイピー)」でも採用された教育プログラムです。

詳しくは以下のページをご覧ください。

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