お客様と並走し、共創するDX推進・IoT導入のためのPoC
DX推進・IoT導入を成功に導く
事業検証・概念実証プログラム
PoC.Run
PoC.Run(ピーオーシードットラン)は、IoTシステムの導入や新たなビジネスの立ち上げに必須であるPoC(Proof of Concept / 概念実証)をお客様ともに行うサービスです。
低コスト・高品質・高スピードでPoCを行い、システムの本格導入、サービス/プロダクトの商用化までDX・IoT専門会社のアイオーティードットランがサポートします。
ご導入頂いたお客様の一例
日立ハイテクノロジーズ 様
NTT docomo東北 様
茨城製作所 様
大手事務機商社
大手鉄道会社
公共(官公庁)
Proof of Conceptとは?
アイデアを形にするための検証プロセス
PoC(ピーオーシー、あるいはポック)とは、「Proof of Concept(プルーフ・オブ・コンセプト)」の頭文字を取った略語です。日本語では「概念実証」や、「実証実験」などと訳されます。
かみ砕くと「アイデアを検証・証明する作業」という事で、ビジネスにおいては主に以下の検証・証明作業を指します。
- 新たなアイデア・製品・サービスのコンセプトが、実現可能なのかどうかを見極める、実現性の検証
- そのコンセプトから得られる効果を探り、投資すべきかどうかを見極める、費用対効果の検証
PoCというプロセス自体は以前より存在していましたが、AIやIoT(Internet of Things)が広まるにつれて、新規プロジェクトのプロセスとして採用されるにつれ、より認知されてきました。
この作業は、あらゆるビジネスにおいて新しいことを始めるうえで避けては取れないプロセスです。実際にこの単語を知らずとも、知らず知らずのうちにPoCを行っているという企業や経営者、プロジェクトマネージャーは多いはずです。
PoCが必要な理由
プロジェクトのリスクを最小限に抑えると同時に成功へ導く
規模の小さいプロジェクトならまだしも、ビジネスにおいて「それが実現可能か」「投資に見合う効果や利益を上げられるか」を見極めずに事業をスタートすることはできません。
この、『見極め』を行わなかったらどうなるでしょうか?
以下のような、理想と現実の乖離に直面し、気づいた時には軌道修正ができなくなっていたという事になりかねません。
- 思ったより効果が上がらなかった
- システムの構築に想定外の費用がかかった
- 顧客が満足しなかった
PoCは、アイデア・製品・サービスを「100%のカタチ」にする前に、「そもそもこのコンセプトは意味があるのか」を判断する作業です。
類似する単語・プロセスに「プロトタイプ(模型・試作品)」と「MVP(Minimum Viable Product / ミニマム・バイアブル・プロダクト = 実用最小限の製品)」がありますが、PoCはこれらのステップに移る前に行う重要なプロセスです。
このプロセスを経ることで、リスクを最小限に抑えられますし、プロジェクトを本格化するかの判断や、早い段階での軌道修正も可能になるのです。
商用化に向けたさらなるブラッシュアップの材料を得る事にもつながります。
実際によく聞くお悩み
このような悩みをお持ちの方は
ぜひご相談ください
私たちアイオーティードットランでは、IoTを軸にDX推進のお手伝いをしておりますが、お客様からは次のような悩みをよくお聞きします。
PoC.Runでは、これらの悩みを解決いたします。
進め方がまったく分かりません
機器が高額で手が出せません
効率よくPDCAを進められません
商用化に向けて、検証段階のPDCAサイクルを高速化したいのですが、中々前に進められず、頓挫しています。
費用対効果を算出したい
評価基準の設定が曖昧です
結果を受けた改善ができていません
サービス詳細
PoC.Run
各フェーズとご提供するサービス
PoC.Run(ピーオーシードットラン)では、
以下の流れで、お客様と二人三脚で並走し「PoCから商用化・システム本格導入まで」を実現します。
Step1 : ヒアリング
まずは以下の内容をヒアリングし、お客様が実現したい事を理解いたします。
- 課題
- 問題
- 製品、サービスのコンセプト
Step2 : マーケティング調査・評価基準の策定等
打ち合わせを重ねながら、リサーチをはじめとした事前準備を行います。
- マーケティング調査
- Product Market Fitting検討
- 評価指標、KPIの設定
- 活用できる補助金、助成金のご紹介
Step 3 : PoC計画作成
リサーチした結果をもとに、プランを練り上げます。
また、計画実行のための管理手法・遂行手法もご提案いたいます。
- PoC計画作成
- サポートプラン作成
- 実用最小限製品サービス(MVP / Minimum Viable Product)の定義
- ビジネスモデルの作成
- プロジェクトマネージメント手法のご提案
Step 4 : PoCの実施
実証実験/Proof of Conceptを実行に移します。
計画実行メンバーの一員として、お客様に寄り添い並走いたします。
- プロジェクトマネジメントのサポート
- IoT技術サポート
- ナレッジ、ノウハウ提供
Step 5 : 評価・まとめ
PoC後、定量データ・定性データなどの観点で評価を行い、次に進むべき方向性を考えます。
- 次期アクションプラン作成
- 仮説検証の結果の報告
- 事業のピボット(方向転換)のご提案
Step 6 以降
次期アクションプランに基づき、新たな検証プロセスや、システムの本格導入・商用化へのプロセスに進みます。
PoC.Runがお手伝いしたIoT事例
IoTで解決した課題と実現した事
Case 01 : 日立ハイテクノロジーズ 様
海外工場の品質チェックを日本から可能なスマートファクトリーに
海外の工場に勤務するスタッフが操作する機器の稼働情報を細かく計測し可視化することで、品質チェックを日本でも行えるように。
また、特定の要件を満たさないと次の工程に進めないようにするという制御も加えました。
遠隔管理が可能なシェア工場(Smart Factory as a Service)を構築
人件費の削減
開発費を従来の1/4まで削減
Case 02 : NTT Docomo 東北 様
鳥獣被害対策にIoTを活用し負担軽減
猪などの鳥獣被害に悩む地域にGPSを利用した罠と通知システムを導入。
罠に獣がかかった際にスマートフォンに通知を送信することで、常に見回りを行う必要がなくなりました。
被害地域の可視化
狩猟人材の高齢化による見回りの負担を軽減
Case 03 : 茨城製作所 様
ネパールに設置した発電機を日本で監視
ネパールの河川に設置した軽水力発電の稼働状況や周囲の環境をセンサーで取得し日本で確認ができるように。
また、カメラや人感センサーを利用し、24時間、異常を検知して通知できるようにしています。
発電状況を可視化
センサーで水害を検知
センサーで盗難防止・通知
低コスト・高スピードでPoCを実現できる理由
DX・IoT専門会社の経験と自社開発のIoTデバイスを活用
# 01 : DX・IoT専門会社の豊富な知見
アイオーティードットランは、IoTの開発・導入支援・教育・コンサルティングを軸に、企業のDX推進を支援するDX・IoTの専門会社です。
会社設立11年目、ダムの制御システム開発事業やソフトウェア開発事業・ハードウェア開発事業地方創生事業などを行う株式会社コー・ワークスのIoT事業から独立する形で誕生いたしました。
母体であるコー・ワークスを含め、様々な企業の課題をIoTで解決してきました。あらゆる業種・業界問わず、ご支援が可能です。
# 02 : 自社開発のIoTデバイス『Tibbo-Pi』
Tibbo-Piは、超小型のコンピューターに、ひとつひとつが固有の機能を持ったブロックを差し込む事でハードウェアを作る事ができるIoTのためのデバイスです。
初心者でも扱いやすく、既存のシステムや市販のセンサーとの連携も容易である一方で、産業用として利用できる性能を持ち合わせている点が特徴です。
このTibbo-Piを利用することで、アイデアを素早くカタチにし、検証を行います。
※もちろんTibbo-Piを利用しないケースにも対応しております。
お客様の声
ブロックを組み立てる感覚で簡単にハードウェアが構築できるのがTibbo-Piの特徴です。
私たちと一緒に
アイデアを形にしましょう!
このページ資料では紹介しきれない実績がございます。
データの可視化、業務改善、生産性の向上、自動化など、システムに関するお悩みを抱えているようでしたら、まずはご相談ください。
きっとIoTが解決できることがあるはずです。
サービス導入に関するご質問、ご相談など
お気軽にご連絡ください
IoT.Run所在地
宮城県仙台市青葉区一番町一丁目8-10
京成壱番町ビル2F
営業時間
電話
その他のサービス・製品のご案内
はじめての IoT セミナー
企業の経営者や管理職、法人営業の方やコンサルタントの方を対象としたセミナー。
IoT の活用事例や、現在市場に提供されている商品やサービスなどの情報をもとに、IoT の概念 や概要、活用方法などを知り、IoT の全体像を理解することができます。
さらに、自社や顧客企業への IoT の導入を検討する方法や費用感の算出方法なども体験できます。
IoT ハンズオンセミナー
IoT 導入を検討している企業や、顧客から IoT 導入の相談を受けている企業の、管理職、企業内 SE、法人営業、ソフトウェアやハードウェアのエンジニア向けの体験型 IoT セミナーです。
IoT システム導入に必要なハードウェア(センサや電子回路)からソフトウェア(制御・通信・サー バ)までの複合技術をシームレスに理解・体験することができます。
セミナーでは、回路製作や配線作業をほとんど必要としない IoT デバイス「Tibbo-Pi」(ティー ボパイ)を教材として、付属する「Raspberry Pi」にプリインストールされているビジュアルプ ログラミングツール「Node-RED」でプログラミングを行うので、非エンジニアの方でも IoT の 仕組みを体験していただくことができます
内閣府「戦略的イノベーション創造プログラム」採択サービス
ガリレオ(単体販売)
IoTの基礎知識を6つのセクション、合計34本(約120分)の動画を通じて学ぶオンラインサービス。
ありがちな座学ではなく、「Tibo-Pi(ティーボパイ)」と「Node-Red(ノードレッド)」を実際に触りながら、IoTの基礎を学習します。Tibbo-Piを使ってハードウェアを、Node-Redを使ってソフトウェアを開発することで、IoTを体感することができます。
基礎コースでは、照度(明るさ)を計測するハードウェアを作り、そのデータを弊社が開発したIoT専用クラウドサービス「IoTクラウド TRY!」に蓄積し、グラフで可視化する流れもご紹介いたします。
本サービスは内閣府が主導するプロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP:エスアイピー)」にも採用されており好評を頂いております。
* ガリレオ単体では、ハンズオンセミナーや講師=受講生間の双方向のコミュニケーション機能(オンラインサポート、受講生の学習進捗管理やフォローアップ、講師による評価など)は含まれませんのでご注意ください。
内閣府「戦略的イノベーション創造プログラム」採択サービス
ガリレオ+(オンライン×ハンズオン)
「ガリレオ+(ガリレオプラス)」は、IoTデバイス「Tibbo-Pi(ティーボパイ)」を使って学ぶオンライン動画学習サービス「ガリレオ」と、講師と対面で行うハンズオンセミナー(*1)を組み合わせた、1ヶ月(*2)の短期集中型の総合学習サービスです。
動画を見ながらご自身のペースでIoTを学習ぶeラーニング「ガリレオ」に、ご要望の多かった講師と受講者の双方向のコミュニケーションが行える機能やサービスを追加しました。
*1 ハンズオンセミナーは、オンラインでの実施も検討しております。ご相談ください。
*2 「ガリレオ」の動画は期間を問わずご視聴頂けます。
拡張性の高いIoTデバイス・Tibbo-Pi
Tibbo-Piは、超小型のコンピューターに、ひとつひとつが固有の機能を持ったブロックを差し込む事でハードウェアを作る事ができるIoTのためのデバイスです。
例えば、明るさを計測する機能を持ったブロックをコンピューターに差し込むと、部屋の明かりを計測するハードウェアが構築できます。
ハードウェアを操るプログラムはブラウザ上で部品をドラッグ&ドロップすることでプログラムを構築するNode-Red(ノードレッド)というビジュアルプログラミングツールで行います。
ハードウェアやソフトウェア開発の知識がない方でも、低い学習コストで双方の開発が行えるのがTibbo-Piの特徴です。